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こんにちは!
「海外経験を活かして働こう!」ワーホリキャリア.com代表の平渡です。
私達のところには毎日のように「海外経験を活かした仕事をしたい」という相談が来ていますが、同時に「海外で働きたい」という相談もとても多くあります。
この「海外で働く」こと自体はとても魅力的なのですが、現実的なハードルがいくつもあるので注意が必要です。
そういう現実を知って頂くために「将来海外で働きたい」という夢を持っている方には、出来るだけ20代の若いうちにワーキングホリデーを活用して実際に海外で働く経験をしてみることをおススメしています。
よって今回は「ワーホリを使って20代で海外で働くことを勧める理由」というテーマについてお話させて頂きます。
ワーホリを使って20代で海外で働くことを勧める理由
これには大きく分けて3つの理由があります。
大きな目的は「自分の適性を知って頂く」ことになるのですが、順を追って説明させて頂きます。
①自分が海外の環境にフィットするか?を実際に確認してみる
海外に行くと当然ながら日本と全く違う環境で生活や仕事をすることになります。
基本的に顧客や一緒に働くチームメンバーは多国籍なため、非常に多様な価値観を持った方々と毎日接することになるのです。
よって「日本の常識は非常識」であることも多く、臨機応変な対応や柔軟な考え方が求められるケースが多くなります。
特に顕著な違いだと感じているのが、
●海外では日本と比較して「個(個人)」を重視する傾向にあるためより自立した意見や考え方が求められる
という点です。
その中でも私が「海外で仕事をしていく上」で日本と一番違うと思うことの1つは
ということです。
日本と比べると海外の方々はとても自己主張が強く、自分の実力以上に自己PRをして自分のポジションを掴み取るという光景は日常茶飯事です。
よってこのような環境に適応できる方は海外での仕事に向きますが、全く合わない方は海外での仕事はとてもつらいものになる可能性が高くなります。
この感覚は言葉で説明するのが難しいため・・是非一度現地に赴き実際にそこで仕事をすることより肌で感じて確かめて頂きたいのです。
その際に「ワーキングホリデー制度」は非常に使い勝手が良い制度なので、上手に活用してみて頂きたいと思います。
②外国語に苦手意識がないか?、あるレベルまで習得できるか?を確認する
もう1点重要なのが「言葉の問題」です。
海外で仕事をする場合は、英語もしくは現地の言葉を使うケースがほとんどになりますが、私の過去の経験上この
●「日本語以外の外国語に合う人と合わない人がいる」
と感じています。
現地で日本人を相手にした仕事をずっと続けていくのであれば問題にはならないかもしれませんが、海外に移住ししっかりキャリアを積みたい方は、仕事で必要な専門用語までを外国語でマスター出来ないと相応のキャリアを構築すること自体が難しくなってしまいます。
よってまずはワーホリを使って海外現地で働くことにより、「言葉の壁」が大きなハードルにならないか?を直接確認するようにしてみて下さい。
③将来のキャリアプランが描けるか?また就労ビザ取得の可能性があるか?を確認する
3番目は特に大切になりますが、海外で働く際に大きなハードルとなる「就労ビザ」が取得できるか?という問題です。
当然ながら現地で「就労ビザ」が取得できないと、海外で長期間に渡り働くことが出来なくなります。
(時々就労ビザなしで働いている方がいますが、違法ですのでおススメしません。)
また一般的に就労ビザを取得する場合は現地で雇用主の承諾がいるために、あなたの能力や人間性をも認めてくれてビザを発行してくれる(あなたを雇用したい)というスポンサーを見つけなくてはなりません。
従ってまずは
のです。
尚国によっては日本人が就労ビザを取りやすい職業が存在するため、時々「就労ビザ欲しさに本来やりたい仕事でない職業を選択する」方がいますが、これはあまりお勧めできない方法です。
理由は海外で働くことは「手段」であり、長い人生の中では「あなたの適性にあって能力を発揮できるキャリアを身に着けること」がとても大切な目的になるからです。
この点をしっかり確認しておかないと、一時的にはビザが取れてもその仕事が長く続かずに後日後悔することにつながりかねません。
またビザの発給状況は国により、またタイミング(時期)によりかなり大きな変更がありますので、その都度
●「就労ビザが取得できるのか?」
●「そのビザで取得できる仕事は本当に自分が求めているキャリアなのか?」
をしっかり確認してから本格的な海外就職をするように心がけて下さい。
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如何でしたでしょうか?
海外で働くことを目標にする方は多いのですが、現実的には上記でお話した通り様々なハードルが存在します。
よって出来るだけ若い20代のうちにワーホリで現地に赴き、「上記3つの点が実際に海外で働くハードルにならないか?」
を自ら確認して後悔のない海外就職をめざしてみて下さい!
(ワーホリは30才までしか使えない国が多いので、年齢制限には気を付けて下さい。)
関連記事:海外で働きたいワーホリの方への3つのアドバイス
https://www.j-styles.co.jp/kaigaisyuusyoku-advice/
参考:ワーホリ後にそのまま海外で現地就職することは可能か?(海外挑戦応援ブログ)
https://machiyan-nanami.com/working-holiday-local-employment/
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著者 / プロフィール
- 株式会社Jスタイルズ 代表取締役
- ワーホリキャリア.com 代表
- 渡邉美樹実践経営塾 塾頭
- 明治大学起業家紫紺会 会長
- iU(情報経営イノベーション専門職大学)客員教授
「海外経験を活かして働こう!」をコンセプトにしたワーホリ・留学経験者に対するキャリアサポート事業「ワーホリキャリア.com」を運営しています!