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グローカル人材2021.06.16

ワーホリ経験を活かして「グローカル人材」を目指す!

こんにちは!
「海外経験を活かして働こう!」ワーホリキャリア.com代表の平渡です。

ワーホリ・留学経験を活かして「グローバル人材」を目指す方はとても多いと思います。

一方で最近は海外経験を活かして「グローカル人材」を目指す方が増えているのをご存知でしょうか?

「グローカル」とは地方や地域を拠点としてそこから海外(グローバル)を目指すという考え方なのですが、私は

今後グローバル人材以上に海外経験を活かしたキャリアの主流が「グローカル人材」になる

と考えています。

最近主流となりつつあるこの「グローカル人材」とは一体どのような方のことなのでしょうか?

今回はこの質問に答える形でワーホリ経験を活かして「グローカル人材」を目指す!というテーマでお話させて頂きたいと思います。

「グローカル人材」とはどのような方のことなのか?

まず「グローカル人材」とはどのような方のことを指すのでしょうか?

分かりやすい説明として

グローカル人材とは「Think global ,Act local」=地球規模で考えて、地域レベルで行動する方

だと定義されています。

言葉を変えると

●「グローカル人材」とはグローバルな視点で物事を捉えた上で、その視点を活かして地域経済や社会に貢献する活動が出来る人材

のことを指します。

一方で「グローバル人材」とは、日本人としてのアイデンティティを持ちながら世界中どこに行っても活躍できる人材のことです。

よって「グローカル人材」とは「グローバル人材」が持つ世界を視野に入れた考え方を持ちながらも、あくまでその地方・地域に根差した活動をする方で「グローバル(Global/世界)」と「ローカル(Local/地域)」の両方の視点を持った人材と言えるのです。

それでは何故ワーホリ経験者が「グローカル人材」に向いているのでしょうか?

「ワーホリ経験者」と相性が良い「グローカル人材」

私は沢山のワーホリ経験者の方のキャリアカウンセリングをしてきましたが、ワーホリ経験者は地方出身の方も多く海外から帰国後は

●「自分が生まれ育った地元(地域)に役立つ仕事をしたい」

●「自分が生まれ育った地元(地域)と世界をつなぐ仕事をしたい」

●「自分が生まれた育った地元(地域)に沢山の海外の方に来てもらいたい」

このように「ローカルとグローバルをつなぐ仕事をしたい!」という方が非常に多いのです。

尚この背景にはワーホリ経験者の方の多くが「旅行(観光)が好き」「自然が豊かな地方が好き」な方が多い、ということが関係していると感じています。

よって私はワーホリ経験者の方のこのような強み・特徴を生かすことが出来るのが「グローカル人材」だと確信しており、今後ワーホリ経験者の皆様には「グローカル人材」を目指すことをおススメしたいと考えています。

「グローカル人材」として活躍できるお仕事は?

それでは「グローカル人材」として活躍できる仕事には具体的にどのようなものがあるのでしょうか?

ここでは典型的な3つのお仕事をピックアップして皆様にご紹介させて頂きたいと思います。

①インバウンド関連のお仕事

まず始めに

「グローカル」ビジネスの筆頭して挙げさせて頂きたいのが何といっても「インバウンド関連」のお仕事

になります。

インバウンドのお仕事こそ「地域のプロとなり、その地域の魅力をグローバルに発信する」仕事そのものであり、ワーホリ経験をフルに活かせる「グローカルビジネスの典型」と言ってよいと思います。

しかも「インバウンドビジネス」はコロナ収束後日本経済復活の切り札として期待されていますので、海外経験のある皆様にしっかり盛り上げて頂きたい重要テーマでもあります

よってワーホリ・留学・海外経験を活かして「グローカル人材」を目指す方には、是非一度「インバウンド関連ビジネス」について真剣に検討して頂く機会を持って頂きたいと思います。

関連記事:ワーホリ経験者が大活躍するインバウンドのお仕事!
https://www.j-styles.co.jp/inboundcareernew/

関連記事:アフターコロナで一番人気の日本を盛り上げるために!
https://www.j-styles.co.jp/aftercorona/

②地方の特産品を世界に売るお仕事(輸出やオンライン販売など)

次にあげたいのが地方の特産品を海外へ販売するお仕事(輸出やオンライン販売など)です。

日本の地方には魅力的な商品が数多く存在しています。

その典型例の1つがその地域自慢の農産物やお酒などの「特産品」と呼ばれるものです。

実際に日本は47都道府県毎にその地域自慢の「野菜・果物・お肉・お酒・焼酎・ワイン」などが多数存在しており、これらの商品の品質についても世界で非常に高い評価を受けています。

しかし以前から「日本は世界一良いものを作るけれど、世界一売るのが下手」だと言われてしまっています・・

よって海外経験があり、海外のお客様のことを理解できる「ワーホリ・海外経験者の皆さんが地方の特産品を海外に売る」というお仕事はまさに「グローカル人材」が得意とするお仕事そのものと言えます。

さらに昨今は新型コロナウィルスの影響によりオンラインビジネスが急速に発展し、地方のものであっても本当に海外に売りやすくなってきています。

関連記事:コロナが今後のキャリアに与える3つの影響とは?
https://www.j-styles.co.jp/aftercorona-career3impact/

よってワーホリ経験者の方は「地方の名産品を世界に売るお仕事」についても一度検討してみることをおススメ致します。

③「飲食関連」のお仕事

3番目にあげたいのが「飲食関連」のお仕事です。

飲食関連ビジネスはまさに「グローカル」の典型的なお仕事になります。

日本の食は和食が世界文化遺産に登録されたように、世界中で非常に高い評価を得ています。

参考記事:「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されました!(農林水産省)
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/

そして外国人観光客が日本を訪れる目的の主だったものが「日本食を食べたい」というものであり、地方であっても飲食関連のお仕事は
世界中の顧客を期待できるものです。

関連記事:なぜ日本に?外国人観光客が日本を旅行する20の理由(Japan Wonder Guide)
https://japanwonderguide.com/blog-reason-to-visit-japan/

そしてワーホリ経験者の多くが海外のレストランで働いた経験を持っているという点にも注目しています。

この海外でのレストラン経験、その中でも特に「多国籍の方々に接客してきた経験」は必ず日本の飲食のお仕事で役立ちますので上手に活かして頂けたら嬉しく思います。

関連記事:日本の飲食・観光業で必要とされるワーホリ人材達
https://www.j-styles.co.jp/wasyoku-kadai/

 

「グローカル人材」に求められるスキルとは?

それではこの「グローカル人材」になるためには一体どのようなスキルが必要なのでしょうか?

ここでは主に必要とされる3つのスキルについてご紹介させて頂きます。

①「グローバル人材」としての視点

まずは「グローバル人材」としての視点を備えることがとても重要です。

具体的には「下記の3つの感覚を持っている方=グローバル人材」と定義しているので、この3点をしっかり備えることが重要です。

1.(日本人だけでなく)世界中の方々をお客様にできる感覚

2.(日本人だけでなく)世界中の方々と一緒に働いたり、チームを組んだり出来る感覚

3.(日本人だけでなく)世界中のライバル達と戦う、もしくは同盟を組めることが出来る感覚

この「グローバル人材」としての視点こそ、ワーホリ・留学経験を通じて身に着けられるものなので是非皆様の武器にして頂きたいと思います。

関連記事:【語学力だけではダメ】グローバル人材とは誰か?
https://www.j-styles.co.jp/whoisglobalzinzai/

②コミュニケーション能力

2つ目に必要とされるのが「コミュニケーション能力」になります。

グローカル人材は「地方と海外との橋渡し」をすることが大きな役割となりますので、日本と異なる価値観や商習慣を持った海外の方々としかりコミュニケーションを取る能力が必須となります。

これには最低限の語学力も入りますので、語学力と共に「コミュニケーション能力」をしっかり磨くよう心掛けて下さい。

③ローカライズ力

3つ目に必要となるのが世界中の異なる価値観を、地域の方々にマッチするように「ローカライズする力」になります。

日本は島国の歴史が長く、海外の異なる価値観を理解し受け入れるのが苦手なところがあります。

よってこの「ローカライズ力」は「グローカルビジネス」を成功させるために必須の力であると言っても過言ではありません。

ワーホリ・留学経験がある方は海外で多国籍な方と沢山触れ合ってきた経験を通じて、この感覚を身に着けた方が多いと思います。

よってあなたの「地域を愛して理解する力」を最大限活かせるように、頑張って頂きたいと思います。

これから「グローカル」を目指す企業が増えていく

私は急速に進むグローバル化の流れに合わせるように、今後「グローカル」を目指す企業が増えていくと思います。

世界を視野入れたビジネス展開をする「グローバル企業」と、地域密着のサービスを提供する「ローカル企業」の長所を併せ持つ企業が「グローカル企業」となりますので、特に地方に本社を持つ企業から沢山の「グローカル企業」が生まれてくると考えています。

この場合も大きな課題となるのが「対応できる人材不足」になりますので、ワーホリ・留学経験者の皆様には沢山のチャンスが生まれるのは間違いありません。

実際にような時代の要請に併せて「グローカル人材」を育成する動きがどんどん出てきています。

参考:グローカル人材(日本の人事部)
https://jinjibu.jp/keyword/detl/800/

よって「グローカル人材」に興味がある方は、今後地方から世界を目指す「グローカル企業」をご自身のキャリアの舞台にするのもとても良い選択肢になると思います。
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如何でしたでしょうか?

海外経験を活かして「グローバル人材」を目指す方は多いですが、今後は特に日本の「地方創生」のステージにおいて「グローカル人材」として活躍する機会がどんどん増えると思います。

よって今後沢山のワーホリ経験者の方々が「グローカル人材」として活躍されることを心より期待しています!

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