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こんにちは!
「海外経験を活かして働こう!」ワーホリキャリア.com代表の平渡です。
今日本では多くの人が給料が上がらないにもかかわらず、物価が高騰していくという大きなジレンマに陥っています。
※参考記事:賃金が上がらないのに「値上げ」日本の絶望未来(東洋経済ONLINE)
https://toyokeizai.net/articles/-/541398
これに最近の急激な円安が進み、更なる物価高騰を招くだけでなく海外渡航コストも一気に跳ね上がってきている事態となってしまっています・・
※参考記事:東京円、一時1ドル=138円台…24年ぶりの円安水準を更新(2022年7月14日:読売新聞オンライン)
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220714-OYT1T50145/
このような状況下において、経済的な理由から留学をあきらめる若い方が増えているだけでなく、大学の授業料を奨学金で賄っている若者の自己破産が増えるような事態となっています。
※奨学金が返せない奨学金破産の若者が急増…(マイナビニュース)
https://news.mynavi.jp/saimuseiri/syougakukin-jikohasan/
この状況は日本の将来にとっても大きな損害であり、私は日本の将来を担う若い方が進学や留学を次々とあきらめる事態を何とか食い止めたいと本気で考えています。
そこで今回はこの問題を解決する1つの手段として、みなさまに「若くても資金をつくるためにワーホリを活用する」というテーマでお話させて頂きたいと思います。
若くても資金をつくるために「ワーホリ活用」を提案する3つの理由
今回私が若くても資金をつくるために「ワーホリ活用」を提案する理由は大きく分けて3つあります。
この3つの理由について、このあと1つずつご紹介させて頂きます。
①日本より「時給」や「賃金」が高いワーホリ協定国が沢山ある
まずはシンプルに、日本より最低時給が賃金が高いワーホリ協定国が沢山ある点に注目しています。
その典型がオーストラリアですが、最新のオーストラリアの最低時給は2000円を超えています。
※下記は2022年6月16日にJETROから発表されたオーストラリアの最低時給ついてのアナウンスです。
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オーストラリアの労使裁定機関であるフェアワーク委員会(FWC)は6月15日、2022/2023年度(2022年7月~2023年6月)の全国最低賃金を5.2%引き上げると発表した。その結果、7月1日からの最低賃金は時給21.38オーストラリア・ドル(約2,010円、豪ドル、1豪ドル=約94円)、週給812.60豪ドルとなる
※参考記事:最低賃金を7月から5.2%引き上げ/オーストラリア(JETRO)https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/06/9f04bf8406970d9c.html
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このように時給の高いワーホリ協定国で集中的に働くことにより、まとまった資金を創ることが出来る点には大注目だと考えています。
実際にみなさまも、オーストラリアにワーホリに行ってかなりの額の資金をつくった方の話は沢山聞いていると思います。
よって私は積極的にワーホリを活用して、時給の高い海外で稼ぐことをおススメさせて頂きたいと思います。
但し賃金が高い国は生活コストや物価自体が高いケースが多いため、支出に関しても十分に気をつけて頂く必要があることを付け加えさせて頂きます。
②円安により外貨の価値が高くなっている
2番目に注目して頂きたいのは、現在最近急激に進んでいる「円安」の影響です。
円に対する外貨の価値は国によって違うので注意が必要ですが、シンプルに「円安が進めば進むほど、外貨の価値が高くなる(=保有している外貨を円に換金する時のレートが有利になる)点には大いに注目です。
よって
ようになるのです。
ちなみに私達経営者の間では「今後円安傾向が長期に続く可能性が高いため外貨をしっかり稼ぐ経営を目指す」というのが常識になりつつあります。
よって積極的にワーホリを活用して海外に飛び出し、外貨を稼ぐことには大いに価値があると考えています。
③ワーホリで海外に行くことにより「外貨を稼ぐビジネスチャンス」を見つける
3番目は、中長期的な視点で私がみなさんに強調してお伝えしたいことです。
ワーホリに行って海外から日本を見ることによって、今後みなさんが関わっていく「グローバルビジネス」のヒントを是非見つけて頂きたいのです。
私はこの課題を解決することが出来るのが、実際に海外に飛び出したワーホリ・留学経験を持つ皆さまだと思うのです。
またこの経験を今すぐにでも求めている企業が沢山あるため、帰国後の就職やお仕事ですぐに即戦力として活かせる環境が沢山あることは是非知っておいて頂きたいと思います。
よって若くしてしっかり稼げるようになるためにも、ワーホリ経験が活かせることを改めて理解して頂きたいと思っています。
関連記事:海外経験を帰国後の就職にどう活かすか?(まとめ)
https://www.j-styles.co.jp/overseas-experience-howtowork/
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如何でしたでしょうか?
日本国内は賃金が上がらず物価が上昇するという厳しい状況になってしまっていますが、ワーホリを使って海外に飛び出すことによりこの厳しい現状を打破することにつながります。
また資金的な事情から留学や進学をあきらめている方こそ、ワーホリを活用して海外で働くことにより資金を創り留学や進学をしっかり実現して欲しいと切に願っています。(奨学金の支払いも、海外でまとめて稼いで返済できる可能性があるのではないでしょうか?)
これからの時代は日本国内だけを見ていると暗い時代と言えますが、広く世界を見ることにより大きな可能性が見えてくると確信しています。
日本と日本人には世界の方から見て沢山の魅力がありますので、ワーホリ・留学経験者の方にはこの魅力を世界にしっかり伝えることにより、同時にしっかり稼げる人材を目指していって下さい!
著者 / プロフィール
- 株式会社Jスタイルズ 代表取締役
- ワーホリキャリア.com 代表
- 渡邉美樹実践経営塾 塾頭
- 明治大学起業家紫紺会 会長
- iU(情報経営イノベーション専門職大学)客員教授
「海外経験を活かして働こう!」をコンセプトにしたワーホリ・留学経験者に対するキャリアサポート事業「ワーホリキャリア.com」を運営しています!