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こんにちは!
「海外経験を活かして働こう!」ワーホリキャリア.com代表の平渡です。
ワーキングホリデーは一生に一度しか使えない貴重な制度であるため、一旦社会に出た後に就職した会社を退職してでも行く価値があるものだと思います。
そして実際にワーキングホリデーを使って海外に渡航し、現地で勉強したり仕事をしたりすることにより、日本ではなかなか出来ない経験を積み人生のリフレッシュをする方も多いと思います。
ワーホリを通じて人生をリフレッシュすることはとても良いことだと思います。
しかし今まで沢山のワーホリ経験者の方々と接してきた経験から「帰国後に就職するにあたって気をつけて欲しいこと」がいくつかあります。
よって今回は「ワーホリを通じて人生をリフレッシュする際の注意点」というテーマについてお話させて頂きたいと思います。
ワーキングホリデーを通じて人生をリフレッシュする際の注意点
ワーキングホリデーは基本的には「休暇制度」という位置づけになっていますので、ワーホリ中は思う存分心身ともにリフレッシュをする方が多いと思います。
※参考「ワーキングホリデー制度について」(外務省)
~ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。~
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/working_h.html
但しここで注意して欲しいのがワーホリ渡航者の多くが
●「帰国後に再び企業に就職する(社会復帰する)ことが前提」である
ということを忘れないで頂きたいということです。
このようにお伝えする理由はワーホリから帰国後の就職で苦労する方が多いからです。
私の経験からワーホリに行った方々が帰国後の就職活動で苦労するパターンとして陥りやすいのは、おおよそ下記の3つのケースになります。
①日本との価値観や習慣の違いを感じて、日本社会に復帰するのが嫌になってしまう
ワーホリ協定国の多くは日本と比較して「生活や家族をより大切にする価値観」を持つ国が多いと思います。
そのような価値観に触れると「日本は仕事優先であくせくしていて嫌だ」という感情を強く持つ方が生まれやすいと言えます。
このように海外の方が持つ「生活や家族を大切にする価値観や生活習慣」は大いに参考にしたいところです。
しかしその結果あまりに「日本の文価値観や風習をマイナスに捉える感情」を持つと、帰国後の就職活動などで「海外かぶれ」というマイナスの印象を持たれてしまうことになりかねません。
当然ながら日本にも良いところが沢山ありますので、「日本の良さと海外の良さの両方に目を向ける」ようにしてみて下さい。
②「自己主張をすることが良いことだ」という考え方が強くなりすぎてしまう
海外では日本と比較して自分の意見や考え方をはっきりと発言する「自己主張」の文化があります。
また人々とのコミュニケーションの中でも、相手の意見に対して自分の意見をはっきり伝えることにより「討論(ディベート)」のような形になることが日常茶飯事です。
この「自己主張をしっかりする」こと自体はとても良いことなのですが、日本の「忖度文化」を真っ向から否定してしまう方を時々見かけます。
日本ではまだまだ「謙虚な姿勢を重んじる」「言い方に気を配る」という習慣・文化があることは否めません。
よって帰国後は「自己主張は良いことだ」という感覚を過剰に持ちすぎないように気を付けて頂きたいと思います。
③ワーホリホッパーになることにより「キャリアの大きなブランク」が出来てしまう
ワーキングホリデー制度の凄いところは、対象国を変えると30歳までなら何度でも使える点にあります。
よって1か国のワーホリでは物足りない場合、2か国3か国とワーホリ制度を活用して何度も海外に行く方も沢山いらっしゃいます。
このこと自体はとても良いことだと思うのですが、
方を沢山見てきました。
よって複数の国にワーホリに行く方は
●「ワーホリに行く目的を明確にする」
●「ワーホリで得てきたことを帰国後のキャリアに活かす」
という視点をしっかりもって、くれぐれも「長期のキャリアのブランク」を作らないように十分気を付けて下さい。
関連記事:ワーホリから帰国後の就職を有利にするための3つのポイント
https://www.j-styles.co.jp/workingholidaykikokugosyuusyusyokuyuuri/
関連記事:ワーホリから帰国後の就職 /4つの進路と選択肢
https://www.j-styles.co.jp/workingholidaykikokugo4senntakusi/
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如何でしたでしょうか?
ワーキングホリデーはあなたの人生の視野を広げ、また可能性を高める素晴らしい制度だと思います。
よってワーホリを積極的に活用して沢山の海外経験を積んで頂きたいのですが・・一方でワーホリでリフレッシュをした結果、日本への社会復帰にマイナスになるケースも多々あるので今回ワーホリの注意点についてご紹介させて頂きました。
貴重なワーホリ・海外経験を楽しんで人生を存分にリフレッシュすると共に、あなたの「キャリアアップ」につながるように心がけて下さいね!
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著者 / プロフィール
- 株式会社Jスタイルズ 代表取締役
- ワーホリキャリア.com 代表
- 渡邉美樹実践経営塾 塾頭
- 明治大学起業家紫紺会 会長
- iU(情報経営イノベーション専門職大学)客員教授
「海外経験を活かして働こう!」をコンセプトにしたワーホリ・留学経験者に対するキャリアサポート事業「ワーホリキャリア.com」を運営しています!