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インバウンド2020.06.24

日本の飲食・観光業で必要とされるワーホリ人材達

こんにちは!
「海外経験を活かして働こう!」ワーホリキャリア.com代表の平渡です。

皆さんは世界的に評価が高い「日本を代表するビジネス」は何だと思いますか?

昭和の時代は製造業を中心に世界的な評価を上げてきた日本ですが、現在は様々な分野で日本の可能性が広がってきていると感じています。

その中でも今回は、私が特に注目していてワーホリ・留学経験者の皆様と関係が深い「日本の飲食・観光業で必要とされるワーホリ人材達」というテーマについてお話させて頂きます。

日本の飲食・観光業はこれからグローバル展開を本格化する!

私は10年以上前から

今後の日本の基幹・成長産業は「飲食・観光業」になる!

と提唱してきました。

日本の外食(飲食)業界は長期低迷を続けていますが、元来日本の飲食・観光・サービス業は世界からの評価が非常に高いものです。

よってこの分野は国内だけでなく海外に目を向けることにより、大きなビジネスに展開できるとかなり前から感じています。

ひとつの例を挙げます。

昨年ワタミの会長に復帰した渡邉美樹さんが先日「新会社をつくり、和牛焼肉で世界進出に挑戦する」と発表しました。

参考:【ワタミ】薩摩牛A4ランクが3,980円で食べ放題!
“高品質の和牛×最強のコスパ=ワタミの新焼肉事業”『上村牧場』が関西と海外への進出を決定!(PR TIMES)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000249.000009215.html

この発表を聞いて私は「あ、さすがだな!」と感じました。

そう感じた理由は「和牛焼肉食べ放題」という業態を、カミチク(和牛の生産者)さんとの合弁会社設立の形で共同開発し、

●「和牛で世界に打って出る

という戦略にあります。

余談ですがオーストラリア・シドニー(オーストラリアは和牛大国)で和食レストランを多展開する私のパートナーが、以前から同様の戦略(日本の最強の武器である「和牛」をメインにした専門業態を作り世界展開をする)を考えていました。

よってこのテーマについては私もそれなりに勉強させて頂いてきた経緯があります。

尚この戦略は先日のワタミさんの決算発表で行った

「10年後に売上を今の2倍(2000億円)にする」、

という宣言の裏付けとなる具体的な戦略そのものにあたります。

 

要するにワタミさんは今後この海外事業を通じて大きな売上アップを狙っていく、という意思表示をしたことになる訳です。

 

今までのワタミさんや他の大手企業さんも海外進出自体は行ってきたのですが、「テストマーケティング」

を兼ねながらの進出が多く、実態としては撤退や失敗もかなり多かったように思います。

 

しかし令和の時代は大手の外食企業やサービス関連企業が

【本格的な海外進出】に打って出る、また海外進出により大きな売上シェアを取りにいく

ケースがかなり増えてくると考えています。

日本の飲食・観光業のグローバル展開/インバウンド対応における課題とは?

同時に引き続きインバウンド(訪日外国人)の増大も一大マーケットになっていくと思います。

コロナの影響で短期的には壊滅的なインバウンドマーケットですが、仮に復活までに時間がかかったとしても

中長期的に日本経済の成長を大きく後押しする一大需要になることは間違いないと考えています。

そして何より

インバウンド需要の拡大により、日本の飲食・観光・サービス業が日本経済を牽引し、今後の日本を盛り上げていく!

というのが「日本経済の成長シナリオの根幹」であるため、日本政府としても国を挙げてインバウンド需要の拡大を実現させる努力をしています。

このように「インバウンド」と「アウトバウンド」の両方でグローバル展開に向かう日本の飲食・観光・サービス業なのですが、

残念ながら大きな課題を抱えたままになっています。

その課題の筆頭が「グローバル及びインバウンド対応が出来る人材不足」であり、この課題をしっかり解決しないと日本の飲食・観光・サービス業の「本格的なグローバル展開」は実現できなくなってしまいます。

それでは一体この「グローバル対応が出来る人材不足という課題」はどのように解決したら良いのでしょうか?

この答えは千差万別多くの選択肢があると思います。

特に飲食・宿泊業界などにおいては新たな在留資格である「特定技能」制度が出来たことにより、

これから加速的に外国人採用が増えていくことが予想されています。

参考:新たな在留資格「特定技能」について(法務省)
https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000485526.pdf

 

しかし特定技能を活用した外国人材採用は正直

「質の高い人材確保」というよりも「圧倒的に不足している数の確保」

という意味合いが強いことは否めないと思います。

 

特に課題となるのが日本語能力(語学力)というケースが多いですし、受け入れる側の

日本企業が外国人の扱いに不慣れなこともあり、外国人スタッフを上手にマネジメントできない結果

トラブルが頻発しているという話も良く聞きます。

 

私もこのグローバル人材不足を解決するためには「外国人の積極採用」が不可欠であるという考え方には賛同しています。

日本は急速に進む少子高齢化時代を迎え就労人口がどんどん減っていっているため、外国人労働力が必要だという視点は

とても重要だからです。

日本の「おもてなし」はグローバル感覚を持った日本人によって

しかしそういう前提がありながらも、私が考えているのが、

「外国人の採用を考える前に、グローバル対応が出来る日本人をもっと輩出することはできないのだろうか?」

ということなのです。

 

当たり前かもしれませんが、日本の飲食・観光・サービス業のグローバル化を促進するためには、日本の飲食・観光・サービス

が持つ他国にない独自のすばらしさ、そして「日本のおもてなしの心」をよく理解している人材が必要です。

そもそも私は

日本の飲食・観光・サービス業が世界的に高い評価を受けている背景には、「日本人が持つ素晴らしい気質」がある


と考えています。

だからこの分野で戦うためには、やはり中核人材に日本人がいることが不可欠だと思うのです。

また「日本人は世界一良いものを作ることが出来るが、世界一売るのが下手だ」とよく言われます。

残念ながら私もこの点に関しては認めざるを得ないところが多々あります。

 

従って飲食・サービス業における優秀な「グローバル人材」とは

「日本のことを深く理解し、かつ世界を相手に商品やサービスを売るのが上手い人材」

と定義できると思うのです。

 

それではそんな日本人は本当に存在しているのでしょうか?

もしいるとしたら、一体どこにいるのでしょうか?

これは大変重要な問いであり、その答えの一つが「海外の飲食店にいる」という点に、改めて注目して頂きたいのです。

日本の「おもてなし」を広めていくワーホリ人材たち!

この説明をさせて頂くにあたって、改めて皆様に「ワーキングホリデー制度」について知って頂きたいと思います。

参考:「ワーキングホリデー」制度とその可能性について!
https://www.j-styles.co.jp/whatisworkingholiday/

日本は毎年約1万5千人の若者がワーキングホリデー制度、すなわち海外で就労できるビザを取得して世界中に渡航しています。

そしてこのワーキングホリデー協定国で圧倒的に人気があるのが、英語圏であるオーストラリア・カナダ・ニュージーランドとなっています。

このワーキングホリデーでオーストラリアやカナダに行った若者達は、現地で一体どのような仕事をしているのでしょうか?

答えは圧倒的に

現地の日本食レストラン(ジャパレス)で働いている

ケースが多いのです。

それでは彼らは現地の日本食レストランで働くことによってどんな経験を得ることが出来るのでしょうか?

 

それは

・外国人のお客様に対して接客する経験

・外国人のお客様が喜ぶことは何か?を直接肌で感じる経験(特にチップがある国は顕著)

・外国人スタッフ達とチームを組んで働く経験

などになります。

従来まではこのような経験は、日本に帰国してしまうと「海外での思い出の一コマ」で終わってしまうケースがほとんどでした。

しかし現在の日本は急速にインバウンド需要が伸びているため、彼らが

「帰国後にこのような経験を活かせる環境が整ってきている=海外の日本食レストランで働いた経験が帰国後の即戦力になる」

という点が大きなポイントになります。

このようにワーホリで海外に行った方々の多くが「海外の日本食レストランで働いている」、そして「その経験が帰国後に活かされる環境が沢山ある」という事実は、改めて大きく注目すべき点だと思うのです。

理由は繰り返しになりますが

「日本はインバウンド対応が出来る人材が圧倒的に不足しているが、海外の日本食レストランで働いた経験のあるワーホリ人材が帰国後この課題を解決できる!」

と強く確信しているからなのです。

インバウンドの復活に向けて

日本は「O・M・O・T・E・N・A・S・H・I(おもてなし)」をキャッチフレーズに東京オリンピックの開催を勝ち取ることが出来ましたよね。

参考:【東京五輪】世界をメロメロにした滝川クリステルの「オ・モ・テ・ナ・シ」スピーチ(ガジェット通信)

しかし私は実際に外国人の方が東京の居酒屋に入って英語で話しかけてきた際に、外国人慣れしたスタッフが誰もいない場合嫌な顔をしてしまい(実際には困った顔をしてしまい、でしょうが・・)、折角ご来店頂いた外国人のお客様を失望させて帰らせてしまうシーンを何度も目にしました。

そのような外国人のお客様からは

「日本はOMOTENASHI(おもてなし)の国と聞いて来たが、全然違うじゃないか!

という声が今にも聞こえてきそうです・・

 

参考:訪日外国人はどんな不満を抱く?どう解消する? 5つの原因と対策(訪日ラボ)
https://honichi.com/news/2019/09/26/traveldissatisfied/

 

目の前はコロナの影響により外国人観光客が激減していますが、コロナが収束したら再び日本の観光地は多くの外国人観光客で賑わいを取り戻すことになると思います。

その時にこの外国人のお客様をしっかりおもてなしすることが出来るのは一体どこの誰なのでしょうか?

それはずばり

「海外の日本食レストランで就労経験があるワーホリ経験者」

だと思うのです。

**************

如何でしたでしょうか?

今までワーホリ経験者は多くの企業から「海外で遊んで来たんでしょう?」と見られがちでしたが、私はこの

インバウンド需要の盛り上がりにより一気にワーホリ経験者の価値が上がる

と考えています。

従ってワーホリ経験者の方々には、貴重な海外経験を活かすことにより今後の日本をバッチリ盛り上げて頂きたいと願っています!

関連記事:ワーホリ経験者が大活躍するインバウンドのお仕事!
https://www.j-styles.co.jp/inboundcareernew/

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