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こんにちは!
「海外経験を活かして働こう!」ワーホリキャリア.com代表の平渡です。
ワーホリ・留学から帰国して就職活動をするにあたり、海外経験をPRしたい方は多いと思います。
しかし一般的な「履歴書」や「職務経歴書」では記載スペースが限られていることもあり、帰国後の就職活動で「貴重な海外経験をしっかりPR出来ない」と不満に感じる方が多いのではないでしょうか?
よって今回はこの不満を解決すべく海外経験をPRする「第3の資料」作成のススメ!というテーマについてお話させて頂きます。
海外経験をPRする「第3の資料 」作成のススメ!
ワーホリや留学経験者の皆さんは、海外での生活や仕事を通じて学んだ貴重な経験や学びが沢山あると思います。
しかし応募企業から求められる履歴書と職務経歴書だけでは、その素晴らしい経験を伝える術(スペース)がほとんどありません。
履歴書/職務経歴書の課題として挙げられるのは
●定型的に決まったことしか自分のことをPR出来ない
●他の候補者との差別化につながりづらい
●海外経験や仕事以外の経験をPRすることが出来ない
etc・・
という点です。
特にワーホリ・留学経験者は海外で得た貴重な経験を企業にPRしたいところですが、記入するペースがほとんどないため諦めてしまう方が多いと思います。
それでは「海外の経験」はあまり記載しないほうが良いのでしょうか?
勿論そんなことはありません!
企業の採用担当者や経営者に対しては「あなたの海外経験」をしっかりPRして、相応の評価をしてもらいたいですよね。
そのためには一体どうしたら良いのでしょうか?
この問いへの回答として私が強くおススメしているのが、履歴書・職務経歴書に続く「第3の資料を作成する」ことです。
私はこのこの資料を「私の提案書」と呼んでいますが、作成の目的は
●履歴書/職務経歴書に記載出来ないあなたの強みを存分にPRする
●海外経験や仕事以外の貴重な経験をしっかりPRする(キャリアとリンクさせることがポイント)
ことにあります。
よって
という大きなメリットがあるのです。
「私の提案書」を作成する
ここで実際に「私の提案書」の作成のポイントについて紹介させて頂きます。
●私の提案書作成のポイント
→相手のニーズ(求める人材)を理解した上で、自分が相手のニーズに応えられる人材であることをしっかりPR(提案)する。
●興味を引くタイトル&簡潔にまとめる
→数多くの候補者から選んでもらうために興味を引くタイトルをつけ、かつ相手の作業が増えないように短時間で読める内容にまとめる。
●適度に写真やイラストを入れるのも効果的
→文章以外に「視覚」に訴えることも効果的です。
【私の提案書に記載する4項目】
「私の提案書」は下記の4項目を入れる形で作成してみて下さい。
①自分の価値観や長所について(主にEQ面での自己PRが効果的)
→人生で大切にしているモットー(1つ)/性格(長所)/仕事へのスタンス など
②プロフィール
→学歴 / 職歴 / 海外活動/課外活動 / 資格など
※履歴書に書けないことをしっかりPRする
③海外/課外活動
→1つのテーマについて1ページずつ書くようにする(最大3枚程度にまとめる)
※長文になりすぎると読んでもらえないリスクが高まるので注意が必要です。
④応募する仕事とのリンク
→「上記①~③がどのように応募する仕事に活かせるのか?」を自己PRのまとめとして記載する。
この中でも
についてです。
一般的に企業の面接官は「海外での就労・生活経験を通じて何を得たのか?」を知りたがっていますので、この点は積極的にアピールしたいところです。
関連記事:ワーホリ後の就職で武器になる3つの海外経験
https://www.j-styles.co.jp/kikokugo-overseas-experience/
その他職務経歴書で書けない経験、例えば部活動やボランティア活動などを通じて仕事に役立ちそうなことも積極的に記入して下さい。
但し気を付けて頂きたいのが、
を外さないようにすることです。
企業が興味があるのはあなたの活動自体ではなく、
●その活動を通じて得たものが入社後(企業から見たらあなたの採用後)にどのような形で活かされるか?
という点にあります。
尚この第三の資料(私の提案書)を作成する方はほとんどいないので、しっかり作成すれば他の候補者との差別化につながる可能性が高くなると思います!
第3の資料「事業提案書」作成のススメ
尚第3の資料の上級版として、「私の提案書」以外に「事業提案書」を作成するのもおススメです。
こちらは新規事業開発や経営幹部以上の求人に応募する場合に有効な「第3の資料」になりますので、ある一定以上の内容が書けないとマイナス評価になりかねないので相応の経験や実力が必要です。
よってこの点には注意をして頂きたいのですが、「一定レベル以上のものが作成出来る自信がある」場合には非常に効果がありますので検討して頂く価値は十分にあると思います。
「事業提案書」に記載する項目
尚事業提案書には下記のような項目を記載すると効果的です。(1つの目安として考えて下さい。)
①「御社志望にあたって」(1枚※表紙のようなもの)
●志望理由
●自己PR(御社の事業展開に活かせる自己の経験とスキル)
●企画提案概要
②事業提案書(10枚程度にまとめる)
●ビジネスの概要
●当ビジネスを導入する背景
●当ビジネスの狙い
●自身の活かせる経験
●当事業成功のためのポイント
●5か年事業計画
etc・・・
※自分自身のキャリア・経験が活かせる前提での企画書を作成するようにして下さい。
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如何でしたでしょうか?
今回は帰国後の就職活動で海外経験をPRするための「第3の資料の作成」についてご紹介させて頂きました。
履歴書・職務経歴書では書式に従った形での自己PRしか出来ませんが、基本的に
になります。
よって
●海外経験や仕事以外の経験を武器に就職活動を進めたい方
●応募企業に対する事業提案が出来る方
は積極的に「第3の資料」を作成・活用して帰国後の就職活動を成功に導いて下さい!
※実際に「第3の資料」を作成したい方はより具体的なアドバイスをさせて頂きますので、お気軽にご相談下さい。
参考:作る応募書類の種類で差がつく(幸せなサラリーマン講座)
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著者 / プロフィール
- 株式会社Jスタイルズ 代表取締役
- ワーホリキャリア.com 代表
- 渡邉美樹実践経営塾 塾頭
- 明治大学起業家紫紺会 会長
- iU(情報経営イノベーション専門職大学)客員教授
「海外経験を活かして働こう!」をコンセプトにしたワーホリ・留学経験者に対するキャリアサポート事業「ワーホリキャリア.com」を運営しています!