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こんにちは!
「海外経験を活かして働こう!」ワーホリキャリア.com代表の平渡です。
コロナ禍の終焉に伴い、ワーホリ・留学を目的として海外に飛び出す方が増えてきています。
同時に海外のビジネスオーナー達から「日本の若い優秀な人材を採用したい!」というお話を沢山頂いており、特にワーホリ協定国であるオーストラリア・カナダ・ニュージーランドでこの傾向は顕著になっています。
このような海外からのオファーの中で、今回私達が特に力を入れているのが8月4日にシドニーでオープンが決まった「日本から初出店のステーキハウス」の新店オープニングスタッフの募集です。
※【オーストラリア・シドニー】沖縄発話題のステーキ店がオーストラリア初出店!◆オープニングスタッフ募集 https://worholicareer-recruit.com/jobs/568
私達はこのシドニーの「日本発ステーキハウスのオープニングスタッフ募集」をやらせて頂いていますが、何と応募開始から3週間で100人を超える方からのエントリーを頂いております!
実はこの求人、基本的には「ワーキングホリデービザを使ったアルバイト募集」なのですが、オーナーさんが本当に欲しいのは「現地で長く働いてくれる正社員」の方なのです。
しかし日本人が海外で働くためにはオーストラリアで働くことが出来る、または長期間滞在出来る「ビザ」や「在住資格」を取る必要がありますよ。
この資格を得るのがとても大変なのですが・・ここで大活躍するのが「ワーキングホリデービザ」になることをご存知でしょうか?
よって今回はこのオーストラリア・シドニーでの新店オープニングスタッフ募集の求人を例にして「ワーホリを使ってオーストラリア就職を目指す方法」について皆さまにご紹介させて頂きたいと思います!
ワーホリを使ってオーストラリア就職を目指す方法
今回は「ワーホリ(ワーキングホリデービザ)」を活用して、どのように海外就職を実現することが出来るか?について検証していきたいと思います。
①オーナーが「ワーキングホリデービザ」を使って人材募集をする理由
今回シドニーで新しくオープンするステーキハウスのスタッフ募集の条件の1つが「ワーキングホリデービザの保有者」となっています。
なぜこのオーナーさんは「ワーホリビザ」を持っている方を採用ターゲットにしているのでしょうか?
それには下記のような理由があります。
●就労ビザは取得のハードルが高い
まず始めに挙げらえるのが「就労ビザ取得」のハードルが高いことです。
日本人がオーストラリアで就労ビザを取得する場合には、一定以上の「英語力」や「必要な業務経験」が求められますが
ここに該当する方はそれほど多くないのが実情です。
よって新たな人材採用を考えた時に「就労ビザ取得」を前提にすると、必要な人材を確保すること自体が難しくなります。
そこで注目されるのが「ワーキングホリデービザ」で、取得のハードルは低いが合法的にしっかり働ける「ワーホリビザ」を保有している方をまず採用することになります。
●就労ビザの取得にはリスクとコストがかかる
またビジネスオーナーが従業員を採用するために「就労ビザ取得」をサポートするためには、様々な手間やコストまたはリスクを負担する必要があります。
よってビジネスオーナーは就労ビザのサポートに慎重になるケースが多くなります。
●ワーホリビザを試用期間として活用して、優秀な人材を発掘したい
オーナーは優秀な正社員を採用して、長く働いてもらいたい意向を持っているケースがほとんどです。
しかしながら、一緒に働いてみないと「その方が優秀なのか?」または「自社にマッチするのか?」が分からないのが実情です。
また日本からオーストラリアに来て一定期間仕事や生活をした方が「日本を離れてオーストラリアに住んで生活したい」という本気の決断が出来るか?も見極める必要があります。
さらに就労ビザ取得の与件は頻繁に変わるため、その都度取得条件を確認する必要があります。
上記のような事情から基本的に同一雇用主の元で6か月働くことが出来る
ケースが多くなってくるのです。
②オーナーが提示している「ビザサポート」&「住居サポート」
上記①の理由から多くのビジネスオーナーは「就労ビザサポートをしてでも採用したい正社員」を求めているのですが、まずは「ワーホリビザによる採用」を進めていくことになります。
よって私達が採用のサポートをさせて頂く企業(オーナー)様の求人は、今回のシドニーのオープニングスタッフ募集のように「就労ビザサポート」並びに「住居サポート」を謡う求人が多いのです。
このサポートを謡う理由としては
というオーナーの狙いがあることを皆さまに是非ご理解頂きたいと思います。
③「ワーキングホリデービザ」から「就労ビザ」に移行する方法
では実際にワーキングホリデービザ」から「就労ビザ」に移行するためにはどのような手続きが必要になるのでしょうか?
ここでは4つのステップに分けてご紹介させて頂きます。
STEP1)ビザの種類を確認する
ワーキングホリデービザから就労ビザに切り替えるには、適切なビザの種類を選ぶ必要があります。
一般的な選択肢としては、スキルビザ(Skill Visa)や雇用主スポンサーシップビザ(Employer Sponsorship Visa)があります。
あなたの職業、スキル、雇用主のサポートなど、個別の状況によって最適なビザの種類が異なる可能性があるため、まずはこの確認をしっかりすることが重要です。
STEP2)必要な条件を確認する
就労ビザに切り替えるためには、特定の条件を満たす必要があります。
例えば、スキルビザを申請する場合、職業リストに掲載された職種のスキルや経験を持っている必要があります。
また、雇用主スポンサーシップビザを申請する場合、オーストラリアの雇用主があなたをスポンサーとして雇用する意向を示してもらう必要があります。
STEP3)雇用主との連携
雇用主スポンサーシップビザを申請する場合、雇用主からのオファーとサポートが必要になります。
雇用主はビザのスポンサーとなり申請プロセスを支援する必要がありますが、同時にオーストラリアの労働市場で労働力の不足があることを証明し、オーストラリア国内での雇用を優先することが求められます。
STEP4)ビザ申請
適切なビザの種類を選び、必要な条件を満たしたら、必要な資料や情報を提出してビザ申請手続きを進めます。
無事ビザ申請が承認されれば、晴れてオーストラリアで就労する権利を得ることが出来ることになります。
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如何でしたでしょうか?
今回は8月にオーストラリア・シドニーにオープンするステーキハウスのオープニングスタッフ募集求人を事例にして「ワーホリを使ってオーストラリアで就職する方法」について皆さまにご紹介させて頂きました。
基本的にはこの考え方は、他のワーホリ協定国であるカナダやニュージーランドなどでも同じになります。
以前は「ワーキングホリデービザ」の利用目的は「休暇(=海外で遊んだり経験をするための)のため」という側面が強かったと思います。
しかし最近は「ワーキングホリデーを活用して海外で積極的に働きたい(=外貨を稼いだり、キャリアアップを目指す)」という方がかなり増えていると感じています。
私達「ワーホリキャリア.com」では、ワーホリ・留学を活用したキャリアップを強くおススメしていますので、今回の内容を参考にしていただき少しでも多くの皆さまにワーホリを活用して海外就職を目指して頂きたいと願っています!
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著者 / プロフィール
- 株式会社Jスタイルズ 代表取締役
- ワーホリキャリア.com 代表
- 渡邉美樹実践経営塾 塾頭
- 明治大学起業家紫紺会 会長
- iU(情報経営イノベーション専門職大学)客員教授
「海外経験を活かして働こう!」をコンセプトにしたワーホリ・留学経験者に対するキャリアサポート事業「ワーホリキャリア.com」を運営しています!