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こんにちは!
「海外経験を活かして働こう!」ワーホリキャリア.com代表の平渡です。
連日新型コロナウィルスの新規感染者数が増え続け、コロナ第三波は大きな脅威となりそうです・・
そして今回のコロナの影響で、多くの方の「今後のキャリアの在り方(働き方)」に大きな変化が訪れるのは間違いないと思います。
具体的にはウィズコロナ・アフターコロナの時代の業界地図が大きく変わり、今後人々に求められるスキルも大きく変化することになりそうです。
よって今回は「コロナが今後のキャリアに与える3つの影響とは?」というテーマについてお話させて頂きます。
コロナが今後のキャリアに与える影響とは?
私の目から見て今回のコロナ禍が今後のキャリアに大きく与える影響は下記の3点になると考えております。
①すべてのビジネスの「オンライン化・グローバル展開」
②低リスクでの「フリーランス型の独立・起業」の増大
③「副業」が当たり前の時代になる
各テーマについて一つずつ見ていきたいと思います。
①すべてのビジネスの「オンライン化・グローバル展開」の加速
今後この「オンライン化・グローバル展開」は凄まじい勢いで加速していくことになると思います。(既に加速していますね・・)
ざっと考えただけでも、コロナ前では考えづらかった下記のような現象は今や当たり前のものになりつつあります。
●多くの企業で「テレワーク」が普及し、商談や打ち合わせの多くで「オンライン」が主流に
●採用面接や企業説明会でも「オンライン対応」が主流に
●セミナーやイベントも「オンライン開催」が当たり前に
●大学や学校も「オンライン授業」がメインに
●飲み会も「オンライン飲み会」が大きく普及
●買い物や食事(出前)でオンライン利用者が急増
etc・・
尚この結果アフターコロナの世界では「伸びる業界」と「衰退する業界」にはっきり分かれるという見方も沢山出てきています。
そして今まで「対面や人による接客対応が前提」だった下記のような領域でも、オンライン化・自動化が進みつつあります。
●観光や留学もオンライン対応が増えていく
●外食や宿泊も「非接触型」の導入により自動化・ロボット化が普及
●結婚式や葬儀もオンライン開催が普及していく
●スポーツクラブもオンライン化により自宅でやる時代になってくる
etc・・
ここで注目したいのはこの「オンライン展開」はコロナによる一過性のものではなく、「アフターコロナの後にも大きく定着することになる」だろうという点です。
そしてこの「オンライン」はターゲットになる地域を選びませんので、多くのビジネスが一気に「全国対応・グローバル対応可能」になっていきます。
よって多くのビジネスにとって
というワーホリ・留学経験者の皆様にとって非常に重要な変化をしっかり抑えておくことがとても重要です。
そしてこの変化は多くの方々の働き方にも大きな影響をもたらす為、「今後のキャリアで必要とされるスキル」も大きく変わってくることになると思います。
オンライン時代に必要なスキルを身に着ける
ここで理解しておかなくてはならないことは、今後はすべての方々にとって「オンライン対応出来るスキルが必須になる」ということです。
求職者の方と話をしていると
●IT/オンラインは苦手だ
●IT/オンラインには興味がない
という方が時々いらっしゃいますが、今後はそのようなことを言っていられない時代になっていきます。
理由はこの「オンライン対応スキルがあるかないか?」による人材の2極化が進むと言われており、
ことになりかねないからです。
そうは言いながら、実際に「IT/オンラインが苦手な方」はどうしたら良いのでしょうか?
その答えとしては
●オンラインの活用により今後伸びる企業に就職する
●オンライン/ITスキルを身に着けることが出来る会社に就職する
●オンラインスキル/ITスキルを身に着けるための勉強をする
このような視点がとても重要で、特に私がお勧めするのは
というキャリアプランです。
私は今後かなり多くの方がフリーランスとして自立する時代、そして自立した方々がグローバルに活躍する時代になると確信しています。
関連記事:人生100年時代はすべての人が「起業」をする時代
https://www.j-styles.co.jp/life100year_aera_allkigyou/
この「自立」を実現するためには、必要なスキルと経験を早めに身に着けて、遅くても30代では実際に「独立・起業」できる人材になることが重要です。
私はこれから
と本気で考えています。
②低リスクのフリーランス型の独立・起業者が増大する
コロナがキャリアに与える影響の2つ目は「低リスクのフリーランス型の独立・起業者が増大する」ということです。
今回の新型コロナウィルスの影響で「フリーランス型での独立・起業者が増大する」ことは間違いないと思います。
この「フリーランス型の独立・起業」が増える一番大きな理由は
という点にあります。
私が初めて起業をした時(20年前)は、株式会社の設立には1000万円の資本金が必要でした。
また会社を設立して事業を行うときには「都内のそれなりの場所にオフィスがないと信用されない」という雰囲気があり、
従業員がゼロ(1人社長)の会社は怪しい(=信用力が乏しくなってしまう)という厳しい現実がありました。
よって起業をするにはある一定以上の初期投資(資本金・敷金・オフィス設備など)がかかり、かつ一定の固定費(家賃と人件費)がリスクになるため起業のハードルは今より相当高かったのです。
しかし今の時代は会社設立のための資本金はほとんどいらないですし、オフィスや社員がなくても違和感なく起業が出来るようになりました。
しかもオンラインを活用したビジネスはほとんどコストがかからないため、月額の固定費を極めて抑えた経営が可能となりました。
(SNSはほとんどが無料です!)
個人的には「これほど恵まれた環境になったのに起業をしないことが不思議」なくらいの大きな変化だと感じています。
このようにただでさえ起業のハードルが下がっているところに
という絶対的な流れがやってきたと考えています。
そして「現在勤めている会社が今後どうなるか分からない」と考える方が増えてきたために、「自分の身は自分で守れる力を身につけたい」と考える方が急激に増えきているのです。
コロナをきっかけに多くの方が「独立・起業」に動く理由
まとめると下記3つの理由からこのコロナをきっかけに「独立・起業」に動く方が増えると考えています。
①起業のハードル・リスクが大きく下がった
→まとまった資金がなくても、また固定費をかけなくても、独立して事業が出来るようになった。
②オンラインビジネスの急拡大(個人で活躍できる)
→オンラインビジネスのマーケットが急拡大して、個人でもオンラインを活用してグローバルに稼げるようになった。
③会社勤めリスク増大による自立した働き方へのシフト
→「今務めている会社の将来がどうなるか?」が不透明なため、リスクヘッジのためにも自立をしたい方が増えてきている
③副業が当たり前の時代に
そしてコロナの影響により起こるキャリアの変化の3番目は「副業」が当たり前の時代になる、ということです。
ちなみに「ふくぎょう」には2つあると言われており
●副業=本業の他にやる職業
●福業=複数の仕事を持つこと
と定義されていますが、ここでは両方の意味で使わせて頂きます。
この副業が増える理由や背景も②と同様
●オンラインビジネスの急拡大
●テレワークスタイルの普及
●1社の勤務企業へ務める働き方のリスク増大
などがありますが、これらの理由に加えて
というのがかなり大きいと考えています。
参考記事:大手企業が副業を認めはじめた理由とは? そのメリットも紹介!(Karigo)
https://karigo.net/blog/news01/
尚以前はほとんどの企業が「副業禁止」でしたが、最近の企業が副業を認めるようになった理由として「優秀な人材を留めるため」と説明しているところが多いです。
また企業が副業を認めるメリットとしては
●社員のスキルアップ
●社外の人脈構築
●自立心やモチベーションのアップ
●給与の総額の抑制
などが挙げられていますが、これらはコロナが発生する前から指摘されていたことで、
今回のコロナウィルスの影響でこさらにこの「副業解禁」の動きが加速するというのが今回の大きなポイントです。
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如何でしたでしょうか?
今回のコロナウィルスの影響は多くの企業の業績には大打撃を与えてしまっていますが、こと個人の働き方にフォーカスすると
「大きなチャンスが到来している」と捉えることが出来ます。
一番大きなポイントは、この機会に
ことだと思います。
このコロナの変化をチャンスと捉え、上手に変革出来た人が勝ち組になりますので頑張っていきましょう!
関連記事:コロナ禍で日本の求人状況はどうなっているのか?
https://www.j-styles.co.jp/life100year_aera_allkigyou/
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著者 / プロフィール
- 株式会社Jスタイルズ 代表取締役
- ワーホリキャリア.com 代表
- 渡邉美樹実践経営塾 塾頭
- 明治大学起業家紫紺会 会長
- iU(情報経営イノベーション専門職大学)客員教授
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