
こんにちは!
「海外経験を活かして働こう!」ワーホリキャリア.com代表の平渡です。
ワーホリ・留学を終えて帰国後に就職活動をする方は「英語を使うお仕事に就きたい」と希望する方が多いと思います。
この「英語を使うお仕事」に就くためには、当然ながら就職活動であなたの「英語力」を証明する必要があります。
一般的にこの英語力を証明するためには企業から「TOEIC」のスコアを求められることが多いのですが、
●応募にあたり実際にどれくらいのスコアが必要になるのか?
●TOEICのスコアを上げるためにはどうしたら良いのか?
●TOEICのスコアが低い場合はどうしたら良いのか?
などの疑問や悩みを持っている方も多いと思います。
よって今回は「ワーホリ後の就職で求められるTOEIC対策」について皆さまにお話しさせて頂きたいと思います。
※参考:TOEIC試験とは|初心者が知るべき基礎知識!内容・コツ・注意点(THE ENGLISH CLUB)
https://english-club.jp/blog/english-toeic/
「TOEIC」高スコアを取る3つのメリット
まずはじめに帰国後の就職で「TOEIC高スコア」を取る3つのメリットについてご紹介させて頂きます。
①英語力がある証明(資格)として履歴書の「資格欄」に記載が出来る
まずは始めに挙げさせて頂くメリットは
ということです。
ワーホリ・留学を有意義に過ごしたことの証明としてもこのメリットは非常に大きいと思います。
しかし昨今は英語力がある人材はネイティブの外国人含めてかなり増えてきましたので、英語力だけで高い評価を受けることは滅多にありません。
従って実用英語技能検定(英検)同様
●スコアが高くない場合は記載しない方が良い(英検は「2級以上」で初めて記載する方が多いと思います。)
●高得点であっても過剰な評価を期待しない(英検「1級」は難易度が高いですが、それだけで大きな評価になることは少ない。)
この2点に気を付けて履歴書に記載をするようにして下さい。
②企業から「ビジネス英語力」があるという評価を受けやすい
数ある英語の資格の中でもTOEICは「ビジネス英語力」を証明するのに適していると言われています。
その理由の1つが「英語で読み書きが出来る力」がないとTOEICでは高スコアが取れないことにあります。
実際のビジネスでは書類やメールなど様々なシーンで「英語による読み書き力」が求められますので、この能力を証明してくれるTOEICの役割は大きいと言えます。
尚ワーホリで海外で一定期間生活した方は、「聞く」「話す」はある程度自信があるが「読み書き」が苦手という方が非常に多いのでこのTOEICの特徴をしっかり理解するようにして下さい。
③「目標達成力がある人材」という評価を頂ける
実は企業がTOEICのスコアを通じて見ているのは
である場合が多いのです。
実際にTOEIC高スコアを取るためにはそれなりの計画力と努力が必要であるため、「TOEIC高スコア=目標達成能力がある人材」という評価を頂けることは企業の採用試験における大きなメリットになると言えます。
「TOEIC」高スコアを取るための勉強法
それではこの「TOEIC」で高スコアを取るためにはどうしたら良いのでしょうか?
いくつかポイントがありますので、ご紹介させて頂きます。
①ワーホリだけでは「TOEICスコア」は上がらない
まず始めに理解して頂きたいのが、
●基本的にワーホリを通じて海外で生活・仕事をしただけでは「TOEICスコア」は上がらない
ということです。
理由は
ことにあります。
②「TOEICスコア」で高スコアを取るためにはどんな勉強が必要か?
先ほどお伝えした通りTOEICで高スコアを取るためには、
●日常生活を通じて身につく基本的な英語力+「単語(語彙)」「文法」「読解力」など勉強をして身につく英語を沢山インプットする
ことが必要になります。
またこの考え方には賛否両論あるかもしれませんが、「TOEICで高スコアを取るための勉強法」というものが存在するため、私はTOEICで高スコアをとるためにはこのノウハウを持った先生や学校、教材から学ぶのが確実な方法だと考えています。
※参考:TOEICで高得点を取るための賢い勉強法とは?(ビギナーズ)
https://www.rere.jp/beginners/36730/
③「TOEICスコア」は何点必要か?
これは採用試験を受ける企業や応募するお仕事によって大きく変わりますが、私が考える一般論でざっくりお伝えすると
●600点以上=「日常英会話力(あまり高度でない英語力)」が求められる求人にエントリーする際に必要なスコア
●700点以上=「一般的な(平均以上の)英語力」が求められる求人にエントリーする際に必要なスコア
●800点以上=「ビジネス英語力」が求められる求人にエントリーする際に必要なスコア
という目安を持っています。
さらに
●500点台で履歴書に記載する場合は「現在さらに高得点を目指して勉強中」の但し書きを付ける
●500点未満の場合は記載せず「これからTOEIC受験予定で現在勉強中」の但し書きを付ける
ことを推奨しています。
関連記事:ワーホリ後の就職活動で英語力をPRする際の注意点
https://www.j-styles.co.jp/jobsearch-englishpr/
「TOEIC」のスコアが低い場合はどうしたら良いか?
それではTOEICのスコアが低いにも関わらず、英語を使う求人に応募するためにはどうしたら良いのでしょうか?
①帰国後も勉強を続けて必要なTOEICスコアを取得する
一番現実的な答えは
ことです。
ある程度のTOEICスコアがある方は履歴書に記載の上「現在より高得点を目指して勉強中」という説明が出来れば、企業が求める英語力よりも少し足りない程度であれば面接をしてくれるケースも多々あります。
そうでない場合は、海外滞在中に身につけた英語力が落ちないうちに帰国後集中的に勉強をして最低限のTOEICスコアを取得することを強くおススメさせて頂きます。
②高度な英語力が求められない求人に応募する
2番目に現実的な答えとしては「あまり高度な英語力を求められない求人に応募する」ことです。
尚この場合に求められる英語力は「読み書き」よりも「聞く話す」英語力になりますのでワーホリ経験者に有利になることが多いです。
私が特におススメなのが「インバウンド関連のお仕事」になりますので、TOEICスコアはそこそこだけれども外国人とのコミュニケーションが得意な方は是非検討して頂きたいと思います。
関連記事:ワーホリ・留学経験を有利に活かせるキャリアとは?
https://www.j-styles.co.jp/workingholiday-career/
関連記事:ワーホリ経験者が大活躍するインバウンドのお仕事!
https://www.j-styles.co.jp/inboundcareernew/
③王道は「海外渡航前」からしっかり準備と勉強をしてスコアを上げること
これはTOEICに限った話ではないのですが、
のが一番確実で効果が高い「英語の勉強方法の王道」と言えます。
ワーホリ・留学は1年程度の期間で行く方が多いと思いますが、英語が全く出来ない方が1年程度海外にいてもそれほど英語力の向上が見込めないという現実があります。
よってこれから海外に行く方は渡航前からしっかり英語を勉強した上で、現地で英語力を向上させて帰国後にはTOEICで高スコアが取れるような準備をするよう心掛けて下さい。
関連記事:ワーホリを通じた英語力アップのためにやるべきこと
https://www.j-styles.co.jp/workingholiday-englishup/
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如何でしたでしょうか?
今回はワーホリ・留学から帰国後の就職活動で求められる「TOEIC対策」についてお話させて頂きました。
海外経験を活かして「英語を使う仕事をしたい」という方が沢山いますが、それに見合うだけのTOEICスコアを取る努力をしていない方が多いことをとても残念に思っています。
現代はグローバル化が進み世界中から人材を集められるようになった結果、多くの企業は「英語が出来る人材」を採用すること自体は難しくなくなりました。
よって英語を使う仕事に就くためには「英語+●●」という英語以外のスキルがあることが前提になりますが、今後グローバルビジネスに関わるのであれば必ず英語力が必要になるため英語力を証明する資格としてTOEICで高スコアを取っておきたいところです。
また先ほどお伝えした通り企業はTOEICスコアを通じて英語力以上に「あなたの目標達成能力」もチェックしていますので、TOEICを上手に活用してあなたのグローバルキャリアを実現していきましょう!
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著者 / プロフィール

- 株式会社Jスタイルズ 代表取締役
- ワーホリキャリア.com 代表
- 渡邉美樹実践経営塾 塾頭
- 明治大学起業家紫紺会 会長
- iU(情報経営イノベーション専門職大学)客員教授
「海外経験を活かして働こう!」をコンセプトにしたワーホリ・留学経験者に対するキャリアサポート事業「ワーホリキャリア.com」を運営しています!