1)はじめに
みなさん、こんにちは!
キャリアアドバイザーのMoekaです。
突然ですが、
「リバースカルチャーショック」という言葉について聞いたことはありますか?
海外生活を終え、久しぶりに日本に帰国したとき、
何か違和感を感じたことはありませんか?
以前と変わらない風景や人々のはずなのに、
どこか居心地が悪い、馴染めない気持ちが湧いてくる。
友達や家族と再会しても、話が噛み合わない瞬間や、
何となく自分だけが浮いているように感じたことはありませんか?
ワーホリや留学など、海外生活を経験した方なら、
こうした「帰国後の違和感」を抱くことは珍しくありません。
海外の文化や生活スタイルに慣れていた分、
帰国後の日本社会のペースや空気感に順応するのに時間がかかることもあります。
実は私、Moekaもその「違和感」を感じたうちの1人です。
私はアメリカ就職をした後、帰国した際に違和感を覚えました。
このような違和感は、単なるホームシックではなく、
「リバースカルチャーショック(逆カルチャーショック)」と呼ばれる現象です。
この記事では、
ワーホリや留学から帰国した方々が直面するリバースカルチャーショックの原因や、
どのようにしてそのショックを乗り越えていくか、
そして日本で再び快適に生活を送るためのヒントを提供します。
帰国後に感じる戸惑いや不安を解消し、
海外での貴重な経験を日本での生活に活かすための具体的なアドバイスをお届けします。
あなたが今感じている「日本に戻ったはずなのに、少し違和感がある」という気持ちを、
無理に抑える必要はありません。
その違和感は、あなたが成長した証拠でもあり、
それを乗り越えることで新しい視点を得ることができます。
この記事を通じて、帰国後の生活をより前向きにとらえ、
スムーズに再適応するための一歩を踏み出しましょう。
====目次==========================
1)はじめに
2)カルチャーショックとは?
・カルチャーショックの定義
ーサービスの違い
ー時間に対する考え方
ー個人主義と集団主義
3)カルチャーショックのリカバリー方法
・自己認識を深める
・コミュニティを活用する
・海外で得た視点を活かす
4)海外で得た視点を活かすヒント
================================
2) カルチャーショックとは?
◆カルチャーショックの定義
カルチャーショックとは、異なる文化圏で長期間生活した後、
帰国して自分の元の文化や生活習慣に戻った際に感じる心理的な違和感やストレスのことを指します。
一般的には、海外に初めて住んだ時に感じる「カルチャーショック」が知られていますが、
意外と見落とされがちなのが、帰国後に自国の文化に再順応する過程で生じる
「リバースカルチャーショック(逆カルチャーショック)」です。
このリバースカルチャーショックは、
元々慣れ親しんでいた文化に戻るにもかかわらず、
なぜか違和感を覚えるという独特な感覚を伴います。
これは、帰国後しばらくの間、
環境の変化に適応しきれない心理的なストレスや混乱から生じるものです。
「元の自分に戻るだけ」と思っていても、
実際に日本の生活に再び馴染むのは思った以上に時間がかかることが多いのです。
◆カルチャーショックの原因
リバースカルチャーショックの主な原因は、
海外での生活を通じて身につけた新しい価値観や習慣が、
日本の文化とぶつかることにあります。
海外で過ごした時間の中で、あなたは新しい視点や異なる生活スタイルに慣れ、
それが自分の一部となっています。
しかし、それが日本の社会や文化と衝突することで、
再び順応するのが難しくなることがあるのです。
以下は、リバースカルチャーショックの主な原因となる具体例です。
◆サービスの違い
海外の多くの国では、サービスがカジュアルでフレンドリーなことが多いです。
お店やカフェでの接客がフランクで、
時には友達のように接してくれることもあります。
これに慣れた後、日本に帰ってくると、
非常に丁寧かつフォーマルなサービスがかえって堅苦しく感じることがあります。
また、日本では「お客様は神様」という文化が強く、
過剰なサービスや形式に違和感を覚えることがあるかもしれません。
◆時間に対する考え方
日本では時間厳守が重要視され、
電車が数分遅れることも許されないほどの時間管理文化があります。
これに対して、海外の多くの国では時間に対する感覚が緩やかで、
多少の遅れも許容されることが一般的です。海外でのんびりした生活に慣れていると、
日本に帰国した際にその時間厳守のプレッシャーが強く感じられ、
ストレスになることがあります。
◆個人主義と集団主義
欧米をはじめとする多くの国では、
個人の自由や自己主張が尊重される「個人主義」の文化が根付いています。
海外生活の中で、自己表現を大切にし、
自分の意見をしっかりと伝えることが求められます。
しかし、日本に戻ると、集団での調和や控えめな態度が重視される「集団主義」の文化が強く、
再びそれに適応するのが難しいと感じることがあります。
これらの違いは、一見些細なことのように思えますが、
日常生活の中で積み重なることで、心理的なストレスとなりやすいのです。
自分が「変わった」と感じるのではなく、
日本の文化と自分が持ち帰った新しい視点とのズレに戸惑うことが多いのです。
3)カルチャーショックからのリカバリー方法
帰国後のリバースカルチャーショックを乗り越えるための具体的な方法として、
自己認識、コミュニティの活用、海外で得た視点の活かし方が有効です。
◆自己認識を深める
まずは、自分の変化に気づき、それを受け入れることが大切です。
海外で得た新しい価値観や習慣が、日本の生活と違和感を生むことは自然なこと。
感情に向き合い、自己変化を振り返ることで、ストレスを軽減できます。
また、ジャーナリングなどで頭の中を整理し、新しい自分を認識するのも有効です。
◆コミュニティを活用する
同じ経験を持つ帰国者同士や、
ワーホリ経験者のコミュニティに参加することで、共感やアドバイスを得られます。
さらに、カウンセリングや国際交流イベントなどを活用し、孤独感を減らすことも大切です。
◆海外で得た視点を活かす
海外で得たスキルや視点を日本の職場や日常に取り入れましょう。
異文化理解や英語力は日本でも貴重な資産となります。
自身の成長を認め、ポジティブな変化として新しい生活に活かすことで、
リバースカルチャーショックを克服しやすくなります。
4)海外で得た視点を活かすヒント
海外生活で得た視点や経験は、
帰国後のライフスタイルやキャリアに大きな影響を与えることがあります。
これをどう活かすかによって、より豊かな生活が実現できるでしょう。
◆自分らしいライフスタイルを築く
海外での生活を通じて、よりリラックスしたライフスタイルや、
個人の自由を尊重する姿勢を学んだ方も多いのではないでしょうか。
こうした価値観を大切にし、日本の生活に取り入れることで、
心地よい生活リズムを保つことができます。
自分が何を大切にしたいかを見直し、
日々の生活や仕事の選択に反映させていくことが大切です。
◆国際的な視点を活かす
異文化理解やコミュニケーションスキルは、帰国後も重要なスキルです。
特にグローバル化が進む日本社会では、国際的な視点を持つことが大きな武器となります。
例えば、海外の働き方や文化を取り入れた新しいアイデアを提案することで、
職場での存在感が高まるでしょう。
◆経験を仕事に活かす
「海外での経験をどのように仕事に繋げるのかわからない」
と感じる方もいるかもしれません。
英語力やコミュニケーションスキル、
異文化対応力などは、多くの仕事で求められるスキルです。
さらに、柔軟な発想やチャレンジ精神といったマインドセットも重要な資産となります。
しかし、どの経験をどう活かせば良いか明確でない方もいるでしょう。
そんな時は、キャリア相談を活用してみてください。
あなたの強みやスキルを整理し、
今後のキャリアにどう活かすか一緒に考えるサポートを行います。
ぜひ、ワーホリキャリア相談で自分の可能性を見つけてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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著者 / プロフィール
- キャリアアドバイザー
- SNSマーケティング
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